ルノワール展

ミクシーの「ルノワール伝統と革新オフ」というのに行ってきた。
アートテラー(日本で一人しか居ない)のトニーさんと9名参加。
混んでてまともに観れないのかなあと思っていたが公演がありタイミングも良く空いては居なかったがちゃんと観ることが出来た。

その中で見惚れてしまったのが「レースの帽子の少女」

父は仕立屋、母はお針子という影響もあるとはおもうがリボンやレースのフェチシズムがドーンと伝わってきた作品。
洋服の皺や艶も感動してしまった。
あともう一点「水差し」の絵が印象に残った。(探してみたが画像が見つからない)
そこに水差しがポンと置かれていると一瞬見間違えてしまった絵だった。絵なのか本物の水差しなのか近くに行って見てしまったぐらい。

鑑賞後のお茶会で「出てくる女性は皆似てる顔」というのがあって依頼された肖像画以外言われてみればそっくりだったなあ。ルノワールの好み?それとも顔はどうでもいい?洋服・帽子・団扇・花などのアイテムには執拗さがかんじられたのに、と思った。


点数が多く見応えがあって十分楽しめたんだけど展示の内容でちょっとがっかりしたのがX線を使っての色の検証をやってたコーナー。そんなのやる意味はあるのかなあ。塗った色が何色でそこを別の色にしたとかいう内容だった。(あんまりよく見てないからうっすらしか記憶に無い)
元吉本芸人のトニーさんも「自分のネタ帳を暴露されているようで好きじゃない」みたいな事を言ってた。
TVの特集でダヴィンチの謎に迫る!とかああいった番組ならいいと思うんだけどこれ展示でやるのかなと。
好みの問題もあるけど関わった研究員の方々は凄い発見&成果です的な満足はしているんだとか。
うーん。あの世に居るルノワールはどう思うかなんて知らないけど科学的検証とかはこういう展覧会とはまた違ったところでやって欲しかったかな。


オフ会終了後六本木ヒルズの展示会を観てた友人と合流し東銀座の「矢場とん」で晩御飯を食べた。
相変わらず美味しかったー。

注文した葱の味噌カツロース。うまうま。

中生のジョッキに豚。

離れてみると分からないがカプセルの中に豚。