成駒屋ぁ!
友人に誘われ初めて歌舞伎を観て参りました。
いやー参りました。かなり良かった。これが歌舞伎か!たまにTVでチントンシャンやってた眠たくなるようなあれじゃあなかった。始まる前、わくわくさせるような国立劇場の渋い内装。
緞帳の美しいこと。
2階中央席。良い席でたっぷり全体が見渡せた。ソファーがお年寄り向けなのかゆったりとして頭部も包み込む安定感。
永谷園を髣髴させるような幕。
イヤホンガイド。これ無かったら全然分からなかったし楽しめなかった。初心者には鉄板かと。
歌舞伎幕の内。注文を開演前にして幕間に用意された席で食べる。かなり合理的なやり方だなあと関心するもご飯のお代わりが無く総合点80点。コーヒーor紅茶付き。ただしセルフサービス。
周りはほぼ60オーバーな感じ。異国の方もちらほら見かけました。
ああー内容はあんま言っちゃうとこれから観にいく人に迷惑なのであんまり言えないのですが一言だけ宙吊りが素晴らしいです。成駒屋ぁ!!が響くなか橋の助が「自分の曽祖父がこの劇「金門五山桐(きんもんごさんのきり)」をかなり前にやったんですよ」と宙刷らされながらとうとうと言い放った場面。
かっけえええ!と友人と一緒に感動致しました。よっ成駒屋あぁぁ!!
んで演目終了。アンコールめいた物があるのか待っていると皆撤収が早い早い。あれー?皆70ぐらいなのに動きが早い。玄関出たら都営バスが何台も待っていてそれに乗って皆さん移動するみたいで、なるほど乗り遅れないように終わったらさっさと出て行くんだーと納得する。
一度行けば嵌る人は嵌るかもしれない歌舞伎の魅力。また行きたいなあ良かったなあとついったでポストしたところ「かぶくものって漫画いいですよ」と。早速検索即購入。届くのは数日後ああ楽しみ楽しみ。
- 作者: たなか亜希夫,デビッド・宮原
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/12/21
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (45件) を見る