きのう何食べた?

ストレートなタイトルの漫画でそのままご飯について淡々と描かれてます。作ることがストレス発散となる主人公「筧史郎」は弁護士で主婦能力以上に家事スキルがある男で、同居人の恋人の「矢吹憲二」は美容師。
そう2人はゲイ。そして40過ぎ。
今時ゲイは珍しくも無くオネエキャラが世間で認知され市民権を得ています。だが筧史郎はオネエでもなんでもなくごく真面目なサラリーマンで地味に外食もほぼせず自宅で「人間らしい食生活」をしたいがために買い物をし料理をこなす人。しかもイケ面ときた。
物凄く細かく材料と手順を漫画で説明しているので料理本で読んでいる人多いのではないでしょうか。イケテル主人公がキリッとエプロンを掛け手際よくこなしていく姿は例え漫画だろうがかっこいいし美しい。
ゲイとして生きていくには面倒臭い事もややあって家族・仕事・世間の目・老後問題(そんなに大げさじゃないのだが)も織り交ぜて物語は進んでいく。逆にゲイでもなんでも同じ問題なんだなと思うところもありました。
料理中心の話の割には特に高級食材とか珍しいものとかそういうのは全然無く、目線が主婦なので底値で買い物をして材料を無駄にせず手早く美味しい物を作る喜びに溢れています。興味のある方は是非読んでください。
1・2・3巻ほぼ和食家庭料理系です。一気に3冊纏め買いしました。不思議と読んだ後アマゾンでホーム&キッチンコーナーで何点か買ってしまいました。乗せられやすい私。これ見ながらおかずの幅を広げたいと思います。

うっすらお気づきの方に「かぶく者はどうした?」と思われてそうですが近所の書店に無く他に探しに行く手間が面倒になりアマゾンで3・4・5・6巻注文しました。届くのは今月末。最近入浴中に漫画を読むのがマイブームになっております。今月は予想以上に寒い気候を長風呂&読書(漫画)で乗り切ってます。お陰さまで風邪も引かず体調もいいのでこれお薦めします風呂で漫画。

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

世界フィギアスケートと自殺について

フィギュアスケート世界選手権を観ててオリンピック後の影響をモロに感じた。
今日は女子SPを観てて思ったのが完璧に滑るところしか今シーズン見たことのないキムヨナの凡ミス。あれっどうしてここで?というところでのミスは本人も「信じられない」と演技後インタビュアーに答えていた。信じられないだろうなあ。キムヨナは点数取りだとか面白みがないだとか言われてるけれども演技を完璧に滑ることが出来る人。出来て当たり前が出来なくなるのは練習不足や燃え尽きたとか疲れとか考えられる。大変だったと思う金メダル獲得後の生活。キムヨナだけじゃなく他の選手にもそのような感じを受けた。オリンピックって怖い。
逆に浅田真央長洲未来は高得点を出した。精神面でも肉体面でもこの2人はコントロール出来ている。強さを感じた。自分との戦いだけど周囲が注目している花形選手となると競技以外での面倒もあるだろう。そこも含めてコントロール出来た人が勝ち進んでいくのが勝負の世界。16歳の長洲未来が憧れの浅田真央に追いついた喜びは大きい。明日のフリーが楽しみだ。


話は全然違うのだが自殺するしない自由は確かにあると思う。前までは自殺は絶対ダメと思ってた。おせっかいながらも自殺願望のあるひとの話を長々聞いたりしたこともあった。身内に自殺者が居た場合残された家族の悲しみは計り知れないし、恋人や友人も辛い思いをしなければならない。年月が経ったからといって薄まるような事でもない。何故あのとき気が付かなかったとか助けてやれなかったのかとか。でも死んでしまえばそこでお仕舞い。お仕舞いなのだ。本人がこの世から居なくなって居る人が後悔したり自責の念に苦しむしかないのだ。生きていくのはそんなことも引き受けての「生」であり自分もいつかはどんな形であれ「死」を迎える。生き方は思い通りに出来ない人が大半だけど死は等しく一緒。死を思いながら生を感じて生きる姿を目にしてふとそう思った。

成駒屋ぁ!

友人に誘われ初めて歌舞伎を観て参りました。

いやー参りました。かなり良かった。これが歌舞伎か!たまにTVでチントンシャンやってた眠たくなるようなあれじゃあなかった。始まる前、わくわくさせるような国立劇場の渋い内装。


緞帳の美しいこと。

2階中央席。良い席でたっぷり全体が見渡せた。ソファーがお年寄り向けなのかゆったりとして頭部も包み込む安定感。

永谷園を髣髴させるような幕。

イヤホンガイド。これ無かったら全然分からなかったし楽しめなかった。初心者には鉄板かと。

歌舞伎幕の内。注文を開演前にして幕間に用意された席で食べる。かなり合理的なやり方だなあと関心するもご飯のお代わりが無く総合点80点。コーヒーor紅茶付き。ただしセルフサービス。
周りはほぼ60オーバーな感じ。異国の方もちらほら見かけました。
ああー内容はあんま言っちゃうとこれから観にいく人に迷惑なのであんまり言えないのですが一言だけ宙吊りが素晴らしいです。成駒屋ぁ!!が響くなか橋の助が「自分の曽祖父がこの劇「金門五山桐(きんもんごさんのきり)」をかなり前にやったんですよ」と宙刷らされながらとうとうと言い放った場面。
かっけえええ!と友人と一緒に感動致しました。よっ成駒屋あぁぁ!!

んで演目終了。アンコールめいた物があるのか待っていると皆撤収が早い早い。あれー?皆70ぐらいなのに動きが早い。玄関出たら都営バスが何台も待っていてそれに乗って皆さん移動するみたいで、なるほど乗り遅れないように終わったらさっさと出て行くんだーと納得する。
一度行けば嵌る人は嵌るかもしれない歌舞伎の魅力。また行きたいなあ良かったなあとついったでポストしたところ「かぶくものって漫画いいですよ」と。早速検索即購入。届くのは数日後ああ楽しみ楽しみ。

かぶく者(1) (モーニング KC)

かぶく者(1) (モーニング KC)

夫婦で擦り合い

裁判所でお互いの言い分が違うと言うニュースがあった。
「夫婦で主張食い違う 2歳長男虐待死、母親公判」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100324/trl1003242234010-n1.htm
証言が食い違う点があり「夫婦の主張がまったく逆で驚いた。夫の公判に菅野被告が出廷し、証言していたら、夫の刑の重さも違う結果になっていたかもしれない」と書かれているようにそうなったのかもしれない。確かに事件が起こり逮捕されて判決が出て裁判所の下した罰を受ける流れはそれはそれで一旦決着したことなのだけれども、この夫婦まるっきり自分達の事しか考えていない。自分は悪くない相手が悪いと。自分の子供を死なせた事を擦り付けているだけなんだろうなあ。反省の一言も無かったとか。薄ら寒く感じたニュースだった。

荻野目慶子が怖い

今日やってた松本清張生誕100年記念ドラマスペシャル「書道教授」に出てた荻野目慶子が凄すぎた。
http://www.ntv.co.jp/seichou100/index.html
ドラマこれから観る人もいるだろうからどんな役なのかあんまり書けないがとにかく狂ってる役柄が嵌りすぎてた。
もう尋常じゃない温くない演技。演技越していると言ってもいいのかもしれない。実際荻野目慶子の男性遍歴で死にまつわる事もあったし、芸歴も容姿もちゃんとあるのにどうも幸薄い人に見えてしまう。主演が船越栄一郎、他杉本彩だったが杉本彩が吹っ飛んでしまっているぐらい荻野目慶子しか残ってない。船越栄一郎はさすが2時間ドラマの帝王だけあって存在感を全部食われてない。やー共演者は嫌だろうなああんな女優と一緒の画面で演技流されるなんて。
今回のドラマの一番の荻野目ポイントは「笑い」。声を上げてコロコロと笑う、クスリと上目遣いでほくそ笑む、ニヤリと歯を見せて目が笑ってないなど本当に笑いの演技が多様にあり引き込まれてしまった。
もっと映画とかドラマとかドンドン出て欲しいなあ。久しぶりに胃がぎゅうっとなるような演技を観たなあ。

良く食べた一日でした

多摩川付近でBBQをしましょうよ♪ということでホタテなどを買い込み(正確には買出しに行って貰い。どうもありがとうございました。)焼きに焼いて参りました。

このホタテがまた美味い。バターと醤油、好みで海老塩などを掛けて食べた。ああ美味しい外で食べるの。勿論ビールや日本酒もぐびぐび呑んでやいのやいのやるから倍美味しく感じるのでしょうね。ちょっと離れた処で集団が音楽ガンガン鳴らして踊っていたのを遠目で観てだんご等も食べ美味い美味いとやってました。ソーセイジや豚&鳥肉、野菜も焼きました。風があったせいかボーボーに焼け、炭状態になったキャベツとジャガイモが結構あって今後やる場合この2つは向かないと勉強になりました。
さて場所を変えて撤収。

撤収中の登り坂にてマイケル・ジャクソンの真似をしてみるも炭セットを持っているから格好が付かない。

移動して今度は鍋。中身は通販で取り寄せた天下一品。 http://tenkaippin.co.jp/yatai.html

うまー!久しぶりに食べた天一のこのドロラーメン。初め野菜のみ煮込んで食べてその後麺を入れて食べるという方式。白菜&人参なんか入れて。BBQであれだけ呑んで食ってもなお食べれた。わぁ。

訂正:通販で天一セット買ったのかと思ったら直接購入したのだそう。売ってくれるのですね。